これまで当社は屋根や外壁の工事に携わってきました。今後はそれらに加え新しい分野へのチャレンジとして、防水工事にも深く取り組んでまいります。近年注目を集めている「ポリウレア」という次世代のコーティング剤を用いて、「屋根防水に革命を起こしたい!」と考えています。
数年前にテレビで紹介されたことをきっかけに、他社も続々とポリウレアに注目し、活用し始めています。ポリウレアは、アメリカ製も日本製も中国製もあります。認知が上がってきた分、競争も激化しました。これからはますます競争が激しくなると推測します。しかし岡本工業は、すでに6年以上に渡り、様々な種類のポリウレアを有するライノジャパン株式会社から、ポリウレアを購入し、防水事業に取り組んでおります。ここ数年の経験は当社にとって何事にも代え難いノウハウの習得へと繋がりました。良質さとコスト性、工期の優位性をも兼ね備えるポリウレアを使い、防水事業の革命を起こしたいと考え、そのための行動に努めています。
「エクストリームFR」+「タフコートO-707R」の複合仕様で飛び火試験性能適合
2020年9月、難燃性ポリウレア「エクストリームFR」と圧倒的な付着力を有するアルバー工業株式会社の永久弾性エポキシプライマー「タフコートシリーズ」に、新たにラインナップされた難燃性グレード『タフコートO-707R』との複合仕様で飛び火性能試験をクリアー。
屋上ベランダへのポリウレア吹付工事 400m²
ポリウレアは、イソシアネート(A液)とポリアミン(B液)を衝突混合させ化学反応で生成される樹脂化合物です。薄膜(通常1.5~2.0mm厚)でも優れた引張強度・引裂抵抗・伸縮性・耐薬品性・耐摩耗性を発揮し下地を保護します。超速硬化することが最大の特徴で、それにより迅速なサービス稼働が可能になります。
また、コンクリートを始め金属・木材・鉄板・プラスチック樹脂など、ほぼあらゆる下地に付着(一部プラスチック樹脂を除く)。スプレー工法によるシームレス(継ぎ目がない)な塗膜が形成できます。触媒・溶剤等を含まない環境に優しい樹脂材として、注目されています。